詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
笑能子
目の前を己の総てと引き受ける決して重みに慣れない様に
3
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雪路
心臓が縮こまるほど辛い日は 胸のあたりに毛布をあてて
5
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舞
小春日和に親子ら遊ぶ公園のベンチの隅に人独り
4
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しのはらけんた
善福寺季節の鳥の呑気さは過ぎ行く時を知らざるままか
2
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ほぴた かちな
あかあかと燃える焚火に投げ込んだ君への想いが芋を焦がして
6
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小幸
甘酒がカイロの代わり燃える空 夜の紅葉に目を奪われて
6
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あき
ソーラーのために消された林から大きな月がこっちを見てる
13
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小幸
「好きだよ」と抱き締められて囁いた 君の吐息に心も濡れた
4
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参田 三太
どう見ても 下手な彫師の 手になるか 鯉を背中に 一世しのげり
3
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参田 三太
担ぐよし 載るもよかろう 煽るよし 観るも観ないも よきかな御輿
10
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只野ハル
立冬の夜に手にした小父からの喪中葉書に義姉永眠と
8
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月虹
降り止まぬ窓の雫を指で追う君に繋がれ秋雨前線
26
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月虹
フラメンコタップは強く弾かれて情熱だけで生きていきたい
26
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月虹
今すぐに抱きしめたくて空を見る伸ばす両手を翼に変えて
26
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月虹
あまりにもシャワーの音が近過ぎて君の鼓動が漏れ出してくる
26
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月虹
見上げれば緑の丘の向こうには澄んだ秋空飛び出せ現実
27
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詠み人知らず
ひさかたの光の速さで過ぎる日々はじき出されて自分に戻る
13
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詠み人知らず
本棚のすみっこにある幻の名著のような君をみつけた
8
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ほぴた かちな
過ぎ去りし君と過ごしたあの日々はあんなに色がついていたのに
10
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西村 由佳里
ちょきちょきちょき 空をハサミで切り取って君に会うのさオリオンの星
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