滝川昌之のお気に入りの歌一覧
夕夏
かこうぜきうみよりたかいていぼうのうえをながれるかわのみなもは
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横井 信
読みかけの本をしまって梅雨空の雨間に歩くみどりの小径
14
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トウジさん
フォーチュンクッキー いいじゃない 今ごろ といわれるかな みんなで踊ろう
4
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萱斎院
うつぶしてむかし思ふや五月雨に 濡るるよひらにしくものぞなき
7
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うすべに
うつむいて来ぬ人を待つあじさいの しずく数える梅雨の夕暮れ
13
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夢士
熊笹の生い茂る道ただ一人三密を避け熊も出で来ず
12
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谷村思亜
孤独とは おびただしき花一面の死の棘を持つ真白き色の
5
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ケンイチ
少女わが顔をまぢまぢ窺ひて誰も座らぬ両側の席
9
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ななかまど
足るを知る昭和の母の詠みたるはつましき暮らしとつましき家計
13
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山嵐
ピンヒール 歪んだ親指厚い足裏 泣かずに歩く、かつては少女
4
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やまざくら
鈴蘭の 香を纏ひこし この夕べ 君のみ後を 夢に歩まむ
8
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銀
笑うように泣きだしたのは抱擁の定義と同じ綿毛飛びたつ
3
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名鈴
月よりも 雨を恋ふるか 紫陽花は 良げに濃く見ゆる 朝の花びら
13
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青緒
諦めの鋏を右手に 膨らんだ恋の蕾の前で立ち尽くす
12
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青緒
当たってもないのに粉々に砕けたかけらを拾う指先が痛い
2
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び わ
音声を文字に変換アプリ有りスマホで稼働おおいに感動
3
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舞
茶や黒や白馬もありて隔てなく草を食みたり紺碧の空
6
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トウジさん
墓参り 紫陽花点して 憂気晴らす 妻の命日 梅雨も優しき
8
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KEN
桑の葉と 風戲れて わらべ歌 萱の庵に 夢をさがせば
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銀
体温のわかる距離まで目を閉じて熱を与えて祈りは消える
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