滝川昌之のお気に入りの歌一覧
可不可
巣ごもり明けたら薄着よ 男子たち ニヤケ面も懐かしいわ
5
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麻矢
惚けるとは多幸となれることと知る母美しき晩秋の午後
5
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ケンイチ
次の雨まで待たうかな返信は世界がむらさき色になるから
7
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谷村思亜
世の中や 自分の正義にふと滅入る やっぱり君の正しさが好き
4
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純子
なぜ僕なの 尋ねる君の 憎らしさ 理由はいづこ 想ひは胸のなか
5
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詠み人知らず
暑い風 アスファルトの 照り返し 薄着になり 日焼けは避ける
3
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水紫
1週間待てば現る想い人怪しまれぬよに頬紅に染む
5
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西村 由佳里
精米をしたらスズメが集まってチュンチュンチュチュン少しおくれよ
4
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ななかまど
網戸より入る冷気に気づくとき闇ねばるごと夏が近づく
8
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吉野 鮎
流れくる昔は今とかなしみの深みに沈む汝がうしろ影
8
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吉野 鮎
羞ひの螢ふくろは雨に濡れみつよつ白を夕闇に燈す
11
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吉野 鮎
ほととぎす時を惜しむや鳴く聲の雨の眞夜裂き彷徨ふ戀を
9
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吉野 鮎
りいふきんの尾鰭のゆらぎ誘へる鉢に獨りの白晝の夢
6
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吉野 鮎
插しをけばあぢさゐの芽は膨らみて彩り變へる花を夢みる
11
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純子
夏風や よどむ心に 照る陽射し 思はずはずす マスク紐
3
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夏深
幸せは切り立ちし崖の一輪のユウスゲのように儚く咲きし
6
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名鈴
柿の実の 甘く熟るれば その折に 訪ふべしと 笑ふ客人
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舞
むずがりて母を困らす幼さ子に優し声かく媼笑みつつ
6
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恣翁
雨を避け 薮蚊の群れは 植え込みの陰に 細かく揺れ動きたり
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麻矢
姿なき金木犀の香りす夜静かに吾に戻りて了す
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