五穀米のお気に入りの歌一覧
桜園
朝の日の揚々と昇りそめたるに居待月今消えんとすなり
16
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桜園
秋空を拳のごとく突き上げて庭の花梨の実は熟したり
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桜園
花器に薔薇活くれば友の憂い顔たちまち和むお見舞いの花に
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恣翁
大樹から漏るる朝日に 照り映ゆる白き花咲く 蕎麦畑かな
28
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恣翁
山の端に月の懸かれば 蟋蟀と 梧桐の下に夜気吸ひつべし
18
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もなca
ひと雨の降るたび秋は深まりて両手で包む朝のミルクティー
17
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あまおう
柿色の空にカラスの声響き鍋がよいぞと秋風の吹く
18
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あまおう
流れ行く霞に月の浮き沈み優し雲あり寂し雲あり
16
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遠井 海
散らかったように見えたるこの部屋の見えぬ秩序を愛す住人
11
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風橋 平
ののはらのこぎくのかしらなでてよりそらをみあぐる風となりゐる
18
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風橋 平
光年の先に波打つシリウスのさむきひかりが届かぬ手すり
11
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詠み人知らず
濃厚な闇を溶かせて現われた コンビニという 僕のともだち
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詠み人知らず
珍しく食欲のない数日に 鼻水垂れて あら風邪と知る
8
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浅草大将
八雲たついつもながらの神集ひ会議をどりて会議すすまず
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桜園
木漏れ日の差しくる山路に倒れ咲くあざみの花の淡き紫
17
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紫苑
昨夜のわれ一昨日のわれ始原までわれ映り込む合はせ鏡に
7
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恣翁
武蔵野を渡る一輪 蒼白く照らせる原に 轍残さじ
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桜園
あかときの空に浮かぶは十六夜白光はなち哀愁帯びて
9
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桜園
コスモスの花に囲まるる田圃道亡母と花摘みし日々のなつかし
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いちにのパッパ
「梅ちゃん」の一人勝ちですこの時間パパは独りで玄関を出る
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