村上 喬のお気に入りの歌一覧
コザナツ
天井に頭ぶつけて痛いという 仮想彼氏の腰に抱きつく
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たんぽぽすずめ。
もう友のあだ名みたいに言い慣れた高濃度茶カテキンって語感良し
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リンダ
ひび割れたステンドガラスの紫が光りを受けてささやいている
5
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みなま
三匹のわが猫の腹まさぐれどポケットは無し哺乳類だし
14
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舞
この身より憧れい出る言の葉の美しくあれ君がみ胸に
6
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遠井 海
プール際しずくの伝う六歳はすでに女の空気をまとい
19
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紫苑
さきだちの歌をおくると言ふひとよかぎろふ途にカンナは燃える
11
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胡桃
そばにいる理由が欲しくなったのは 大人になったフリしてるだけ
2
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スミレ
願わくばわたくしといふ現象を君の腕といふ本質で抱いて
5
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みなま
よし、今日は 七月最後の日となりてヘタレなアタシも最後にするぞ
11
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詠み人知らず
満員に弱冷車って何なのよ 汗だくなのよ痩せるじゃないの
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遠井 海
顔も名も知らない君を自分史に何ページ分記すんだろう
6
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遠井 海
福豆のくず散る部屋に小鬼らが静かに眠る立春の明け
57
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沙綾
ちょっとだけ美化して描く自画像 ささやかな理想 ハタチの絵描き
2
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南 瑠夏
夏空を切り取って詩にするその人のくちびるうつくし
3
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詠み人知らず
気が付けば願いはすべて利己的で木漏れ日のなか泣きたくなるの
6
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恣翁
娘から 合格したと 電話あり 獨り異郷で 祝杯を擧ぐ
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天晴
まぁいいか やることやったし もういいや さて そろそろ おわらないかな
3
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夏緒
真夜中のうちに海へと変わるでしょう 繋いだ手から砂がこぼれる
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夏緒
さざ波のかえすちいさな本屋から明朝体の泥をかきだす
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