夢士のお気に入りの歌一覧
千映
熟年の恋はトロトロ燃えるよな囲炉裏の火種灰で隠して
11
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舞
悼むべし驕れる春の花の夜の老いてこそ知る廻り来ぬ日々
16
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浅草大将
逢へぬ夜はかへすがへすも夏衣うすき縁をうらみてぞ着る
13
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ミミンガ
幼子の澄んだ瞳に何映す 親の責任 大人の責任
10
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河のほとり
山里の雲隠れてはいかならむこの麓だに雨はいぶせし
11
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もなca
天に向かい大きく枝葉ひろげれば雨おしみなく降りそそぎたり
13
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恵
ゆっくりと脱がされてゆくワンピース我は揺蕩う金魚のごとし
32
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すばる
切なさを初めて知った12歳 思いを告げることも出来ずに
19
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へし切
立ち返り恋しう思ひ出でらるる移ろう色の古きアルバム
19
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恣翁
遺されし黒き工場の水彩画 此処に 生命や君燃やしけむ
17
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詠伝
会話という会話の記憶がない祖父を想うに足りる形見の鞄
24
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林林
織姫と彦星必ず会えるよう鵲飾る 笹の葉かおる
14
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只野ハル
アルバムは君の荷物に入れました忘れないから忘れずにいて
9
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へし切
言の葉をつむいで結ぶ うたのわの 和める時はゆるやかに過ぐ
24
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千映
みちのくに わらび粉なくて帰郷時買占めたのはいつだっけ
11
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あまおう
雨降りの せいじゃないのか 右膝に 水がたまって 激痛やまず
20
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千映
うたのわの歌詠む人と心では交換日記している気分
12
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風花
道流る激しき雨に見し夢に母と庭師の片鱗を見る
13
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林林
梅雨寒に暖かい服取りに行く引き出しまでの十歩の遠さ
15
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恣翁
座して待つ月読み低く 黒雲の腕に懸かる黄の髑髏
15
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