桃山のお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
たほやかに異端諾ふ愛しみを汝と歩む蹊 雪あかりして
10
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葛城
寒き夜を明石の川の釣り天狗寒鮒釣りに熱上げるかな
14
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舞
君の名を抱きてさえも寒き夜を独りかも寝る月影も無く
8
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葛城
去年の夏の皮の固かる茄子漬けをやをら食むなり朝鬻に添へ
8
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音弥
むら消えの雪の下枝に温み取り猫は背中に浴びる冬麗
16
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橘
山際に残りて雪は友呼ぶかタワーの上に灰色の空
5
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さいおん
沫雪尓 通難波 夙而尓 迎尓往波 吾乃喜
9
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さいおん
去年波不見 斑々乃 沫雪乃 布里往吾波 幾歳見奈牟
10
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さいおん
沫雪波 行莫々 雖彷徨 謹不知波 其行方鴨
10
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朔夜
二十四の恋ははじけたシャボン玉姿かたちも思い出せない
7
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わかばみち
結婚し生きやすくなる現実におかしな世だとふつふつ怒りが
5
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名鈴
我ばかり 泣かせらるるが 悔しきに 君を攻めむと 企て居るなり
11
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名鈴
若人も 年経し者も 弱き者も 生くる勇みは 誰しも持たる
10
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音弥
たまにはと家族で出向く居酒屋に自然距離取り知人と対す
7
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橘
寒しより痛しと語る来客にまずは振る舞う温かきお茶
6
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名鈴
暗紛れ 我が謀り事 終ふるまで 知らず顔にて ゆめ漏らすまじ
7
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さいおん
魘礼而 寐之不所宿尓 微睡方 亦魘礼而 寐不所宿可聞
9
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ryotak
山里は冬ぞ寂しさまさりける静代もコロナかかると思へば
7
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横井 信
暮れなずむ冬の街角 枯れ草の中で眠れる土のぬくもり
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わかばみち
赤林檎シーシーレモンで煮る夫何故に今なの?問うこと堪える
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