さいおんのお気に入りの歌一覧
茂作
また逢ふを近くに思ふ墓參り 別れし後をあまた語らん
14
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名鈴
辿る道も 尋ぬる宿も なかりけり 西の彼方を 眺め遣るのみ
20
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へし切
慎ましく 暮らす一日の幸ひに あれば別なる 今年の漢字
18
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ななかまど
鶺鴒の姿かたちか尾のゆれか幼児の眼のとみに輝く
15
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河のほとり
ふるさとは身にしむ秋の夕風におどろくまでのうたたねの夢
5
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KEN
冬ひなた 椿かがよひ 軻遇突智の 声と空耳 愛宕の社
12
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名鈴
敷栲の 枕片去る 思ひ寝の 幾日経るとも 慣るべくもなし
20
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灰色猫
君よりの文はすがらに宝玉に別れし君も同じからむや
15
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卓
山里の 荒地広がりあばら家は 柿の実なるも 住む人ぞなし
7
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橘
由良川の流れ吞み込み冬空の下静かなる天橋立
14
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名鈴
露しげき 夢の寝覚めは 闇深き まだ明け暗れの 辺りなりけり
20
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音弥
会う機会半年もなく漸くに酒酌み交わす帰国後の友
17
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萱斎院
くれなゐの袖をぞみがく月さえて もみぢ葉をしむさをしかのこゑ
13
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へし切
恋しくて己が魂追ふ 冬の蝶 吾が身もおなじうつせみの命
20
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葛城
如何なる降る雪見ずに春となる年ありしがと眺め暮らしぬ
10
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恣翁
夕暮れに亡き子を待つか 寒くとも窓を放ちて視る庭の闇
14
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KEN
風吹ゐて 命のあはれ つまびきぬ 枯れ弦はかめ 冬のあさがを
12
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名鈴
もの言はぬ 駒だに荒き 息差しで 主の供の ならぬを嘆く
14
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音弥
嫁さんの料理指南も堂に入り弟子は黙々調理に励む
14
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KEN
神風の ますらをの如 止めど無く 燃えつつ零りぬ 桜のもみぢ
12
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