五穀米のお気に入りの歌一覧
舞
踏まれても踏まれてもなお銀杏の地に落ちる香の命なりけり
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光源氏
吉野川よしや世の中流れ果て我が玉の緒は今日もみだるる
8
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みやこうまし
置き時計目許に置いて歌を読むそんな貴重な時間なのです
8
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光源氏
あはれなり一期の夢を歌へどもえさらぬ業は思し召さらず
9
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光源氏
咲く花に衆生の念をすますれば是非も知らずに諷言そよと
9
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桜園
暑さには強き牡丹も寒露にはしなだれそめし季々のうつろひ
18
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詠み人知らず
霧雨の路肩で旗振る老輩の 背負ったものの重さが見える
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恣翁
斑なる 衣に落ちたる松影に 上るを覚ゆ 山の端の月
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光源氏
過ぎゆかばこの世の夢のはかなみをただ泣きわぶる夜半の月かな
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あまおう
凜とした秋刀魚キラキラ輝いて艶やかなのはきみと似ている
15
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あまおう
きみの出す柑橘系の毒の香がすれ違うたび擦り込まれてく
15
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桜園
しっかりと枝につきたるこならの実音たて落ちて枯れ葉に埋もれぬ
12
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紫苑
ふるさとにえ降らぬ雪の檻にゐて大猩猩の目のかすみをり
8
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紫苑
杉木立この一瞬をざわめける杜に羞しき遊びをせむか
13
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みやこうまし
木犀の花かんざしの風に揺れきらきら散れば金箔の渦
19
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浅草大将
若菜つみし衣手つゆにふたたびか濡るとも折らむ秋の七草
11
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falcon
木犀は蹉跌の道に青春のにがきこころを置きざりにする
15
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浅草大将
浪ごとに光おき辺を舟びとは月に濡れてやひとり行くらむ
9
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ふきのとう
いつしかと虫の音さえも遠ほくなり更けゆく夜は静寂となり
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紫草
舞い降りた天使が鬼に化けたのはきっと二人がやらかしたこと
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