夢士のお気に入りの歌一覧
秋日好
昨冬に耕し肥入れ植え付けた花壇が花に埋まる仕合せ
18
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詠み人知らず
延々と続く電線 鉄塔は 踏ん張っている 引っ張っている
16
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千映
歳重ね疎遠になりて行くことをネットの友が穴埋めしてる
15
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由縁
大いなる抗議をすればぬばたまの夜に議事堂妖しく光る
9
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芳立
夏深し稲のみどりの濃さ増して雲のひかりに立ちくらみする
18
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千映
サンダルの先にチラッとペデュキアの紅き色塗り足の喜ぶ
15
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コーヤ
洋蘭の織り成す世界は幸福で心の花も満開になり
19
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西村 由佳里
ポケットにあめ玉五つ放りこみ登山口立つ朝はもうすぐ
13
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詠み人知らず
水際に引き寄せられて浸したる手のひら泳ぐ灼熱の午後
17
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深谷真雪
梅雨明けは来たれり星の瞬きのまぶしきほどに見ゆる今宵よ
8
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へし切
老い痴れて夢なほつきぬ朱夏の空わき立つ雲の坂のぼりゆく
27
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矢車菊
「ただいま」と言ふより先に君はまず差し出されたる麦茶を飲みき
21
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恣翁
幾条の 水平線に並ぶ雲 蒼鉛に染む堤のごとし
19
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舞
蝉時雨ひたすらに鳴け今日の日もまた廻りこぬこの朝のため
25
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秋日好
君故に吾ここにあり君故にこの地の土に埋もれるだろう
13
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潮月繁樹
美代ちゃんの里に帰りし絵日記は花火に西瓜 麦わら帽子
24
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秋日好
小冊子小さな写真が載っただけそれでも父母には僥倖らしい
17
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美津村
梅雨明けて開け放ちたるわが家を風吹き抜ける蝶飛びぬける
13
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己利善慮鬼
空色と言うしか出来ぬこの空ははて幾千の風が吹くのか
5
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守乃みさと.
あの人とあの娘が去っていく時を息をせず待つ 文月、青葉闇
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