夢士のお気に入りの歌一覧
矢車菊
進むしかないのならいま駆けてゆく叫びたいほど夏の真ん中
13
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千映
ラベンダー富良野の町が満開の季節に合わせファームの主逝く
13
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舞
訪う者に声ひとつ無き墓石かな止むことはなく蝉時雨降る
21
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千映
パワフルに動ける友の減りだしてどうやら老もそこまで来ている
14
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ながさき
金や銀 瑠璃や瑪瑙に 飾られた 宝の塔は 生命の姿
24
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美津村
蝉殻を転がし転がし来し子猫手柄誇りて我を見上げる
18
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ミミンガ
年齢を重ねることで得るものは無くすものよりはるかに多し
17
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風花
ビル影に覗く花火の切れ端に嘆息しつつみな足止める
28
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夢月
身を飾り装う華色七変化密か募らす恋はひといろ
7
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コーヤ
街路樹が鳴くかと思う騒がしさ三十羽もの雀さえずる
16
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詠み人知らず
働けど食えず朽ち行く人があり 不労がそれを 横眼で笑う
15
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コーヤ
耳もとにそっとささやく薫る風紫色のラベンダー見え
19
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恣翁
蝉の声 焦げつくごとく 繰り返し 湧き起こりては 消えてゆくなり
23
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千映
夏来れば 決まってしたくなることは青 藍 蒼の文字の検索
14
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へし切
七月の早瀬の音はさわがしく豪雨の跡は家を呑みこみ
20
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林林
土用干し夕日に感謝を捧げつつ少し赤らむ笊の梅たち
17
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へし切
なかなかに生かされ生きる人の世をそのよしをも知らず生きてみむ
27
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月虹
カーテンを揺らす夜風の優しさで囁きたくて仰ぐ星空
97
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舞
斎場の朝まだ消えぬ電灯に悼む人ある夏ひと夜かな
23
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恣翁
しんしんと 重力のみの支配せし闇 脈づきて 水平線見ゆ
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