夢士のお気に入りの歌一覧
falcon
新聞に恩師の訃報よみがえる温和な口調厳しき批評
13
もっと見る
falcon
連れゆくは百兒斯の海か大陸か空だのめなるわれらがゆくへ
10
もっと見る
千映
カットスイカ 夕飯の後 三切れ食む糖度十三度 口が喜ぶ
11
もっと見る
矢車菊
坂道を駆けおりながら風になる 風を追いかけ飛ぶ鳥になる
25
もっと見る
へし切
何だろう僕らの遺すべきものは 平和の礎 和める暮らし
25
もっと見る
秋日好
見慣れない青に誘われ庭に出る「空色真珠」クレマチスかな
17
もっと見る
小林道憲
今年また夏の夜空に花火見る 幼きころの日々を想いつ
15
もっと見る
恣翁
中天に月の移らひ 風吹くに 潜める則を人知らざらむ
19
もっと見る
舞
朽ちてゆく日々の残滓をうたとして色のみのこせ一輪の花
24
もっと見る
香月
夕凪のたなびく雲のさやけしと傾く盃も冷たきものと
4
もっと見る
林林
足洗う 水を止めれば 蝉時雨 風呂場 子の声 ホースを仕舞う
14
もっと見る
ミミンガ
公園を駆けまわる子を目で追えば こんな平和を守らねばと今
20
もっと見る
コーヤ
熱帯夜なまあたたかき朝なれど涼しげに咲く青の露草
14
もっと見る
只野ハル
高齢の歌人の歌の途絶えおり気付けば既に半年を過ぎ
14
もっと見る
己利善慮鬼
枯野往く旅は手折れの笠かけて雪降るとても続く恋路よ
6
もっと見る
矢車菊
自転車で迷いの中を駆け抜けた 青春は苦く、うつくしいもの
13
もっと見る
コーヤ
朝露の真珠と共にならび咲く青に輝くつゆ草をみゆ
15
もっと見る
へし切
只中にあれば気付かぬ青き春 短き花の季節を狂ふべし
30
もっと見る
芳立
この星はふるさとと知る廃れゆく街にも水の音を聞く夜
10
もっと見る
寧々
太陽にじうと燒かれた肌がほら夜に火照りて劣情消えぬ
6
もっと見る
[1]
<<
1113
|
1114
|
1115
|
1116
|
1117
|
1118
|
1119
|
1120
|
1121
|
1122
|
1123
>>
[1488]