詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
茂作
吉野ケ里案内の翁それとなく 此處は卑彌呼の舘たるべし
15
もっと見る
お気に入りから外す
千映2
舗装なき凹みに張った碓氷靴の踵で割る子の楽しみ
11
もっと見る
お気に入りから外す
舞
指先がふと触れるさえ恥ずかしく素知らぬ君が小憎らしくて
11
もっと見る
お気に入りから外す
紫草
一本の髪留を抜けばわらわらと髪はほどけて堕落のるつぼ
17
もっと見る
お気に入りから外す
葛城
朝日射すまでの命よ白妙の雪を被りて庭は静まる
18
もっと見る
お気に入りから外す
恣翁
寒々と涸れたる川の網代木に 身動ぎもせで俯く鴉
17
もっと見る
お気に入りから外す
ひげじぃ
眠剤を服む窓外の何処より嬰児泣きて凍星の冴ゆ
20
もっと見る
お気に入りから外す
水色一揆
愛すれば言葉哀しも狐火の揺らめき消ゆる迷い世の旅
6
もっと見る
お気に入りから外す
里香
あまりにも 月がさやかで あまりにも つめたい手だった 救急外来
15
もっと見る
お気に入りから外す
滝川昌之
拍子木が乾いた夜の瞬きの星に合わせて火の元を視る
16
もっと見る
お気に入りから外す
音弥
自転車は降りるバイクは走りやむ雪を混じえて突風吹き巻く
13
もっと見る
お気に入りから外す
へし切
冬の夜の眠り覚ますか虎落笛 枯れ木の嘆きを聞くがごときに
23
もっと見る
お気に入りから外す
ななかまど
風あらぶこの季節こそ楽しめとプラタナスの葉空に舞いおり
21
もっと見る
お気に入りから外す
葛城
白く濃く夜の静けさ留め置きまだ霧晴れぬまどろみの内
14
もっと見る
お気に入りから外す
名鈴
散り積もる 木の葉を濡らす むら時雨 名残に袖も 色に染めけり
22
もっと見る
お気に入りから外す
橘
腕抜きし歯ブラシ楊枝メンボウを総動員してさぁ家磨き
11
もっと見る
お気に入りから外す
葛城
趣味会に誘い受けしは去年のこと仕事にあらずば苦もなく続けり
13
もっと見る
お気に入りから外す
葛城
のどやかに過ぎれば善しとこの日々を僅かに記すお目ざ食しつ
12
もっと見る
お気に入りから外す
名鈴
枝に残る 秋の形見の 紅葉葉を 嵐惜しまで 吹き散らしけり
24
もっと見る
お気に入りから外す
名鈴
敷栲の 枕片去る 思ひ寝の 幾日経るとも 慣るべくもなし
20
もっと見る
お気に入りから外す
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[1934]