横井 信のお気に入りの歌一覧
千映2
人はただ生きてるだけで価値があるその意味探す日々でありたい
15
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音弥
石畳踏みしめ行けば身の重さに弾む靴底軽快なりき
11
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桃山
儚いと喩えにありし淡き雪瞬くうちに消えて残らず
11
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夏深
抱きしめし君の温もりそのままに幕は下りけり明け方の夢
6
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舞
ありふれた祈りとしての夕飯の膳と妻とに「いただきます」と
8
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みっさん
コロナ禍に友と会へずに夢の中昔の友と語らひ合へる
3
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び わ
ゼラニュウム赤き顔して寂しげに主人入院いつ帰るかと
4
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草木藍
冷えきった躯湯舟に沈めれば湯のぬるみゆく初雪の朝
12
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KEN
やはらかく かそけき明かり 抱く夜の うなじに優し 青女の吐息
10
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灰色猫
お日様の匂いのふとんあたたかな眠りのなかで亡き祖母に会う
13
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灰色猫
サーカスで飼われる象がふと思う自由な月へ亡命したいと
7
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灰色猫
ぬくぬくとふとんで眠る幸福を享受したまま死にたくないの
8
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灰色猫
妖しげに血を吸う蝶はおぞましく群れをなしては腐肉に集う
9
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灰色猫
なにひとつ学ぶところがないという無知な人など存在しない
10
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浅茅生
三階の 窓から見える 群青が綺麗なことを 君に言いたい
6
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白瀬
あれ雪だ、窓辺曇らすひとりごと頭の日めくり慌ててめくる
9
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わかばみち
お互いに踏み込まずけど近い距離軽い会話がありがたかった
4
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波端
枝の音に仰ぎて見れば日を受けて白き羽裏の梟は去ぬ
12
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つばす
結露した妻との軋み拭き取って 気持ち新たに二人歩みたい
5
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うすべに
雪雲を連れてきたのかみやこどり 鴨の流れに白いひとひら
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