青き銀椀のお気に入りの歌一覧
かるべまり
人なだれ親切心で身を引けばたちまち潰さるラッシュアワー
6
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滝川昌之
晩春の風に光って見えたのは最後に舞った桜でしょうか
20
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幸子
あの後をどう過ごしてる本の中縦横無尽に生きた彼らは
18
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詠み人知らず
平成の御世を見送る満月に時の流れを感慨ぶかげに
13
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KEN
ひとひらと またひとひらと 山櫻 水面に寫る やまぶきの上
19
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藤久崇
雛罌粟の 野芥子蕺草 相手せど 知らぬ我が身は 三つ色の春
17
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舞
昨日見つ今日もまた見つ早乙女のはにかむごとく桜つぼみは
10
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コタロー
明けの空茜色した月霞み燃える太陽ぐんぐん昇る
11
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コタロー
古びたる昔ながらの小道には昔ながらの雜草の花
7
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コタロー
往來の人々眺む野佛に罐コーヒーと花のお供へ
10
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び わ
老い桜風の圧力なんのその数百年を元気散りばめ
6
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松本直哉
うつくしきことしか言はぬひとびとに倦みたるのちの若楓かな
8
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是瓜
今日知った、ラジオのパーソナリティの契約終了聞く年度末
4
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千映
六十路過ぎ癒しの意味も年ごとに感じて老いの兆しが見える
8
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あんて
小声でさ「宇宙が見たい」とか言って 僕の眼なんか覗き込むなよ
6
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千映
懐メロのテープ聞く母表情も豊かになりて作戦成功
10
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横井 信
道端の蓮華と遊ぶ蝶と風 行ったり来たり夏の始まり
20
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夕夏
かたくりのたねつきぬあとさんしゅうでありさんのはこぶはいたつさき
6
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煩悩
カリスマの女性ボーカリストの真似をして裸足生活始めました
6
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天鳥
青々と茂る葉の中散り残る薄紅色に名残惜しみて
6
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