武蔵野のお気に入りの歌一覧
うすべに
切り株の香りかなしく病み猪の 掘り跡たどる冬の山路
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岩本菫
ミヤ錠剤 效く效かぬか 心まで私の心 どこにいきたい?
3
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岩本菫
ジャズピアノ アドリブできぬ 十九の悲しき私 星に願いを
6
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橘
お先です 身を粉にして務めたと自賛する日の退社晴れやか
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詠み人知らず
心配し 彼のお出掛け 電話なる 大丈夫かと 話してメールする
4
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詠み人知らず
雀の声 チュンチュンと 姿見せず 彼の肩には 雀が飛び乗る
4
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詠み人知らず
温かな 日差しを浴びて 眠くなる 春になれば もっとアクビする
5
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詠み人知らず
5日ぶり 散歩しようか 彼の誘い 空気が美味い 春も近かり
6
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シダ
寄す波はやがてかへらむうき舟をわたつみ深く笑ふとどろき
5
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シダ
浅葱なる縅の切れて赤黒し弓取りもまた射られたりけむ
5
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シダ
よにとむるいかりもあらじうき舟をいづれ水屑とわらへわたつみ
4
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萱斎院
みなみかぜまだ春あさき佐紀の野に 芹摘むきみが袖ぞそよめく
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桃山
一日を一週間をひと月を無事に楽しく過ごせたら幸
6
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へし切
春されば 君が手折りし梅が枝に 身は焦がれつつ面影にして
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谷村思亜
今まさに 頭上に鉛降り注ぐ それでも死ねない永久なる苦しみ
3
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可不可
金や銀ぢゃない銅か鉄の斧で 首を刎ねる国々も存った
6
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滝川昌之
痒いとこ器用に掻いた後ろ足 春だったかな亡き愛犬の
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詠み人知らず
震災で 先生につれられ ボランティア 瓦礫の山に 裸足で泣く子
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詠み人知らず
彼帰宅 びっくりしては 指を止め 出会ったときの フラッシュバック
4
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ryotak
誰をかも採用にせむ。求職者待つも折り合う人ならなくに
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