夢士のお気に入りの歌一覧
矢車菊
「またいつか」それは星より来世より遠いところにあるのだろうな
23
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林林
二年ぶり再会の友、手を握る小さく感じる園庭の隅
15
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コーヤ
陽が昇り光がそそぐ家並の輝くかなたの富士山拝む
12
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桐生賄
もうじきに 咲きそな菊の 蕾たち 倒れてなるかと 強風に耐え
13
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只野ハル
退職の荷物を詰めた箱たたみ中身を棚に取り敢えず入れ
10
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林林
先生は競技を終えた園児たち頑張り讃えぎゅっと抱きしめ
14
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秋日好
ぽっかりと空の真中の熱気球心に揚がる何かがあれば
14
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野々花
「おはよう」と優しい声の自販機の相手は夜勤明けの青年
12
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大さん
背の低い君の名残が本棚に 背伸びするのが面倒だったの?
15
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珠海
漁火の一つひとつが命の火無事の帰りを待つ人がおり
21
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林林
人の世は むづかしき問ひの連なりで 考え動き 動いて学び
18
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野々花
母さんのきのこご飯が食べたくてそれとなく姉に電話してみる
12
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野々花
父母の消えた部屋には仏壇と曾孫の遊ぶ玩具がひとつ
17
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舞
虫の音も細くなりくる秋の暮れ欠けゆく月の影もあわれと
19
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桐生賄
ゴトゴトン ダンプ行き交う その音は 故郷復興槌音なりよ
9
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秋日好
長雨よ打つな無情に彼のひとの記念プレート囲むダリアを
13
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秋日好
愉しげに落ちては転がるとちの実の命溢れる茶の照り返し
17
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千映
初デイト泣かせておいて帰り際スペアミントガムまだ泣かすのか
10
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大さん
冬を待つ雪虫 肩に寄り添ってゆっくり歩く 穏やかな朝
18
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紫苑
くさぐさの色の差しかふ爆音の果てふつくらと秋の陽のある
10
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