滝川昌之のお気に入りの歌一覧
名鈴
雲の上の 宴の様を 伝へ聞き 御酒有らなくに 酔ひたる心地
12
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ななかまど
シニア割りという特権を使うときありがたく見る高齢の文字
9
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詠み人知らず
鬱々と 晴れを知らず 闇の月 流れ涙は 痛みを伴う
2
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恣翁
にじみぬる 額の汗に 乱れ髪へばりつかする 後朝の君
11
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ながさき
ベランダの 物干しざおに 羽やすめ 何か言いたげ トンボ悲しも
12
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舞
枯れ葉踏むかそけき音のなにかにともの思わせる午後の小春日
7
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みっさん
雨上がりふと見上ぐれば弧を描き大きな虹の橋現わるる
3
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び わ
二度寝して今日は遅起きごみ始末シトシト雨が急げ急げと
3
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KEN
たまぼこの 路の楓の 燃ゆる朝 うつつへ逃げる 雲の影かな
10
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はなしのぶ゙
春水を裡いっぱいに溜めおかな明日は傘寿となる吾れがため
4
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千映2
紅葉の並木を走る車から改めて感ず杜の都を
7
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うすべに
青もみじ 小倉の山の朝霧に 濡れるたびごと色深めゆく
7
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横井 信
在勤で机をうばう父の背にあかるい声のテストの結果
14
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和花
隙はなしビジネススーツの横顔が夜の車窓に凛々しく映る
4
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和花
バス停は赤信号の向かう側もどかしきかも君までの距離
3
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和花
寄り添ひてうち重なりて霜を待つ緑しづもる山もみぢかな
7
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詠み人知らず
鬱を抱き マイナスにしか 働かず 全てが敵に 思考を揺らす
2
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谷村思亜
永遠に 黒い涙を流してる 僕の頭を好きにしてくれ
2
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トウジさん
柔らかくざらつきのある正体は 南天の枝刺さった蜥蜴
7
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みをつくし
花梨の実 たわわに熟れて色づけど あるじ代はりて打ち棄てられし
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