うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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雨夜
懷かしく香る水仙いちりんいちりん鈴なり折りふしゑまふ
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ハジメ
生きるとは泣くこと笑うこと覚えていつか人に優しくできる
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継海
院内の眼科探して母を押す手の平にあるあの日の冬陽
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滝川昌之
堂々と過ぎればいいが下を向く派手な女性の下着売り場で
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うすべに
夕暮れの早さをうらむ凧の影 こどもら帰るうすべにの空
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痴光山
家の陰の一本の低き寒椿 小花覗かせ春を寿ぐ
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ななかまど
冬の日のひかり反して足早に身がまえ始める夕べの疎林
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ＫＥＮ
焙煎の匂ひ漏れ出づカフェテラス のどみし人の髪に午後の陽
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敦希
早ひらけ然りながら蕾まだ待たなむ 咲むすがた想ふときこそ吾が幸
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仙人の弟子
風もなき 散歩日和に 森林浴 木々の息吹に 寒さしんしん
4
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渡 弘道
窓の雪母静かにどなた様ですか白い壁にコールボタン
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ガビー
駅伝のスタートラインに立つように 送電線に並ぶ鷺たち
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ガビー
納屋脇にいつも巣を張る女郎蜘蛛 すまぬすまぬと破りて通る
4
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へし切
薄ら日の白き吐息もうら悲しまくら片去るひとり寝の夜
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音蔵 雅秀
朝寝する 陽の差し込みて暖かし こんな毎日続けば良ゐに
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ガビー
傷ついた日々の記憶はいつまでも 轍となりて足を掬えり
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音蔵 雅秀
騒々し そばに家建ち 幸せは 周りの我慢で 成り立つものかも
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音蔵 雅秀
聴いている 歌手の名前の浮かびこぬ 絞り足掻けど霧中を手探り
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音蔵 雅秀
早く寝て 歌でも詠むか 巡らせど 浮かばぬ時は何も出でこず
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音蔵 雅秀
手をつなぎ 地域の人々助けつつ 共に生き抜く 能登の若人
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