うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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夢花火
空っ風 刺さる冷たさ 痛みなり 春を待てど もう少しかと
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夢花火
鼻たれの 子供の姿 見なくなり 垂らした頃の 自分を恥じず
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夢花火
水色に 濡れた衣の 冷たさが 肌にぶつかり 風邪ひく始末
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夢花火
苦手でも 気持ち込めれば 伝わると 教えてくれた 優しき言葉
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ハジメ
空気とは読むものでなし吸って吐き二酸化炭素となり還元す
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うすべに
さくら待つ浮き立つうらのせつなさは巡る季節の別れの予感
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滝川昌之
城跡を 戦国時代に 戻すよな 雨後の朝霧 雲海のごとく
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うすべに
ひらひらとやよいの小雪舞いそびれ 雲のもれ陽に光るはかなさ
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痴光山
樹々萌ゆる傾面に一本花垂るるしだれ桜は 見返り美人
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夢花火
手のひらに 動く風の音 響かせば 春を告げるか 小さな小鳥
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ななかまど
お日さまの尻尾ゆらゆら海面を離れ束の間やすらぎを得る
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澪子
里山の落葉と雪に埋もれつつ春風を待つかたくりの花
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渡 弘道
五つの孫に貯金崩して七段飾り宵越しの銭持たず
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さえね
いつかまた会える時まで迷いましょう 時と空との狭間の国で
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さえね
いまなら虹の橋だってきっとわたれるよ ぼくたちのそらはこんなにひろい
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さえね
この星の地面がかくもあたたかいのは幾億の血を吸っているから
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さえね
好きな色問はば群青 まじりなき天の毒薬薄めた色よ
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さえね
われわれはいつも喜劇を楽しめり プロセニアムアーチの先の悲劇を
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澪子
訪ね来る人も途絶えた廃村に今年も咲ける八重山桜
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へし切
あきれたね 議員のお頭のその中身 あなたの常識 それ非常識
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