うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ＫＥＮ
春惜しむ歌の栞にと ひとひらのさくら舞ひ散り貫之に添ふ
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うすべに
過ぎ去った時をとどめる古家の かたづけ止める思い出ばなし
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硝子
知らぬ間にながれゆく世に愛でられしものこそわが世ひとときと知る
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夢花火
青空に 変わりなく陽の 見回りに スカート履いて 冷や冷やさせる
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夢花火
背中擦る 幾度洗えど 流しても 広い寝場には 変わりなしかと
1
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夢花火
ミニグラス 指輪数えて 陽に惹かれ 指にはめるも 惜しき夢屑
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兎桃
糖尿の夫に付き合い食養生小腹のすくに堪えるは難し
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兎桃
空の青そして広がる雲の白平八郎は今も新し
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滝川昌之
機長から目的地晴れのアナウンス ベルト着用サインが消える
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谷村思亜
ひとひらに愛を込めては桜花 果てしなく降る果てしなく降る
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谷村思亜
降る花よ 時よ留まれ永久に やさしき花よ永久であれ
1
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谷村思亜
散りつつも面影消えじ桜花 なれの善意は永久が故
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澪子
お酒には酔えずに呷るコカ・コーラ貧しき頃の恋の味して
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痴光山
たんぽぽの乳をふふみて吐き出しぬ 春の苦味を知りしあの頃
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小林道憲
哀しみの心ほぐれぬ夕暮れを帰る川辺に散る桜花
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ななかまど
千年の歳月という感傷を抱いて咲きたる滝桜かな
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うすべに
山藤のかすみのかげの新緑の 色もあらたにふるさとの山
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恵雪
一日の家事終へし後 刺し子布巾縫ひて心を整へてをり
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検非違使案主
たたゆるしたまはらむとそわひけれはきえかへりつるせうしせんはん
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へし切
さくら散り春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかににほへれ
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