うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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武谷有人
入社式新入社員のその脇で 降りゆく雨をただ眺めてる
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虫武一俊
受け取った螺旋のバトン受け渡す見込みのないまま走りつづける
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ほたる
とりあえず 今日の痛みを消したいの 鎮痛剤のように泣く夜
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ほたる
咲きかけた桜に冷たい雨が降る こんな夜をも耐える健気よ
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南 葦太
不機嫌な朝の儀式として君は寝ぼけ眼でお茶など二杯
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螢子
マイページ開いて拍手・お気に入りあればうれしきうたのわのとも
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螢子
夜もふけて音立てて降る春の雨天地を洗ひ流してをりぬ
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栞
まだ固いスーツがわたしになじむ頃きみは想い出になっているかな
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螢子
仕事しつつ窓より眺めし桜花雨にほころび三分咲きなる
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栞
新しい季節をみんな祝うけどわたしはあそこにまだいたかった
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栞
新品のスーツをまとい新しい場所で心は昨日と同じ
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螢子
新しき職場を思い不安あれど希望もありぬ春四月
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栞
花降らす桃色の木を見上げれば三回分の想い出が咲く
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螢子
万愚節 今日ならたくさん嘘ついていいのよ すべてジョークになる
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詠み人知らず
エンピツをその最期まで使うよなあるかなそんなアキレスと亀
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ほたる
教会の「あふれる愛」を語る友 偽善と思うは 愚かでしょうか
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さる
ブランドの 財布拾って なか見れば 万円札が なんと百枚
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只野ハル
お気に入りに追加されましたという翻訳調がお気に入りです
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おぢ丸
潮騒のごと響けり弦の調音の静まりて刹那 タクトを見詰む
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星野冴子
桜花 散りゆくさまを 見つめをり 儚い恋も 今宵終わりぬ
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