うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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鷹雪
「もうきみに会えない」と拒絶されるたび「まだ特別だ」と思う倒錯
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じゆん
魂はひとつの器にひとつずつ泣くな喚くなだから孤独だ
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キタハラ
少しずつ鉛筆削りで削られるように忘れてしまうのでしょう
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詩月恵
穴に向かい秘密を叫ぶ理髪師のように叫ぶよ 君の名前を
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詩月恵
一度だけ わたしのことを見て欲しいわたしの話を聞いて欲しくて
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公子
週末にコンビニで遣う三千円侘しい人のつもりはないが
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向日葵
今 生きてゆくのに然程重要でないなら 忘れなきゃいけないの？
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キタハラ
瓶詰めのキャンディみたく感情はやたら甘くて厄介である
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浅草大将
散る花の面影橋の下水にうつろふ色も山吹の里
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笑能子
旬過ぎる菜の花求め右往左往季節の証の値匕首
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三夏
水菓子をさくさくと噛むその音を距離５０センチで聞きたいのです
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向日葵
ため息や届かぬ気持ちは ベランダの プランターの中 こっそり埋める
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四季野 遊
ねむたくてつらくてせまい終電の乗り越し怖い揺らぎなりけり
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螢子
君の気持ち他に向いているのなら静に時が過ぎ行くを待つ
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四季野 遊
皆急いて我こそ先の駅手洗い誰が飾れる花の一輪
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螢子
心ではもう平気だと思へども身体は違うらし胃の痛みたる
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詠み人知らず
天国の じぃちゃん 鳥になって現れる！ そして 花びら散らして 飛び立つ！
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竹本未來
終電で涙の雫おどりだすマスカラ睫毛のレールの上
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竹本未來
葉脈の美しき葉の真ん中にゆっくりと産み落とされる世界
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螢子
さくらさくら満開となり散りはじむ風吹きたれば渦巻く花びら
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