うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
小女子が大女子となり春を読む 此の春はまだイカナゴ食わず
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詠み人知らず
吾 嫌う物二つ有り 其の二つ ホモと目薬 無理っ 絶対
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詠み人知らず
山道を行けば何処の山桜 花吹雪舞ふ大和の国に
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栞
倒すべき最大の敵は我の中 ひそりと住みつく弱気の心
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詠み人知らず
国営の朝の天気のお姉さん タイプ 奈知子に悪いけれども
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栞
舞い落ちる花びら髪に留まってももうきみは手を伸ばしてくれない
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染乃
結婚は愛し愛され認め合い見て見ぬふりし許し合うこと
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ほたる
野球観てお弁当食べて散歩して 二人で過ごそう終電車まで
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田中ましろ
お湯入れて三分待ってフタ開けて君の不在を噛み締める午後
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田中ましろ
本心を隠せるだけの器用さがあれば僕らは笑いあえてた
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紫苑
春冷えに鳴りをひそめし鳥の声 「うぐひす」聞きつつ日差しを待てり
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卯月
ライナスの毛布の如く持ち歩くスーザン・フォワード「毒になる親」
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詠み人知らず
なにもない今日の奇跡を祝うべく縁側に出て二時間昼寝
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詠み人知らず
クリスマスケーキを越える豪華さで何もない日を祝うケーキを
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詠み人知らず
ひらがなではなすじかんがおおいほどしあわせなんだとおもうわたし
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詠み人知らず
結局はしあわせなんてモノじゃなく感触なのよ だからさわって
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山本克夫
脱ぎすてる制服のうえまいおちるさくらは少し泣き顔だった
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山本克夫
校庭をうす桃色にそめてゆくさくらはわかれの記憶でもある
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山本克夫
イチローがイチローとして在る理由をかみしめていた十回表
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未芳
曾孫はまだできぬのですと手を合わす 心苦しき三十路の墓参
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