うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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紫苑
路地わたる風は疲れし瞼を冷やしさまざまな花の香を運び来る
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詩月恵
毎日が三十一文字で過ぎていく言葉にならない想い抱えて
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詩月恵
生まれて初めてめぐみと呼ばれたあの冬の夜 切なく愛しい
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葉月きらら☆
君の言う 「愛している」のその重さ計ってみたくて手を差し出した
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葉月きらら☆
明日がもし来ないのならばワガママに理性も忘れ飛び込む世界
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銀ねず
生き抜いてきたあかし その息抜きでニッポンジンも太ってきたな
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山本克夫
なんとなく意味をつくってしまう教会の跡地に咲いた一輪の花
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山本克夫
考えるブランコを漕ぎながら近づいてゆく離れてゆく絆について
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山本克夫
大量破壊兵器拡散防止の為に至急ミノフスキー粒子の発見を
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水葉
いつか咲く しあわせの種植えましょう 泪にぬれるこの身苗床
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赤橙黄緑
ミラクルがクルミとラルクあらミルク関係ないけどカフェラミル
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詩月恵
笑ってと君が言うから笑うんだ涙見せない君には見せない
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詠み人知らず
カーネーション、ユリ、ユリ、バラと呟いて薄明の花の庭を過ぎゆく
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水煙
荒れ庭は猛き緑に支配され紫陽花しるす人居たりしと
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はづき生
一日ごと衰へてゆく老猫の安き眠りを今はただ見む
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水煙
みずが満ち苗の緑に染む水田マンションの窓は暗くうつす
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詠み人知らず
昨晩の軌跡を責める君の目に煉獄なども見えて入梅
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詠み人知らず
ひきだしの２４色クーピーの丈あるほうが輝いてみえ
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やすむ
浴槽に流れ出したるわたくしの暗黒物質ばかりなりけり
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庭鳥
あしひきの山のカラスは七つの子連れて都会のえさ場をまわる
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