うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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千紘
宇宙より日食見ると地球には月の影差しまるく真黒く
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音波
このぐらい織り込み済みの雨雲だ 蹴散らしながらまっすぐにゆけ！
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只野ハル
天使は靴を履いてない憎しみのカケラかたづけて待っていたなら
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只野ハル
陽が落ちてつないだ手まだ離せない帰りたくないこうしていたい
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只野ハル
ハーメルンの笛吹きが通った後のような通学路夏休みだ
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只野ハル
さあ選挙総選挙政権選択政界洗濯清き票
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只野ハル
計算通りの日蝕とそうはいかないお天気を見上げる我等
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向日葵
喉元を潤すだけじゃ物足りぬ想いで揺らすラムネのビー玉
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たんぽぽすずめ。
日夜詠む 徒然草を忍ばせて呼んだあなたを くるりと包む
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さまよいくらげ
この道のゆきつく先はどこだろう僕は白色シャクトリムシだ
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慈雨
好き過ぎて嫌われるのが恐いから共にいるのは二番目のひと
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ムラサキセロリ
うるおいのある生活がしたかった幸せな水でも飲みながら
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まるたまる
雨雲を突き破り我に届けぬ太陽の欠片心に刻む
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虹雲
空の奥またその奥の蝉しぐれ青春の虚無呼びて止まずも
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詠み人知らず
君にしか見せない場所に君の手でほくろを描いて 君だけが見て
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詠み人知らず
君の手はずっと私のものだから消えないペンで名前を書くね
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詠み人知らず
りんごには私の名前書いといた さみしくなったら食べてもいいよ
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紫苑
若き汝にみちを示せる先達と逢いて奏でよ天上の音楽
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七
麻縄を持ちて輪を描くこの良き日 目に映るのは 撓る鴨居か
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虹雲
からからと地蔵のそばの風車生まれこぬ子等に光る風吹く
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