うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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リンダ
押入れに顔だけ突っ込み見えたのは送れず仕舞った編みかけのセーター
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紫苑
我がこころなぜ鎮まらぬ宵明き波にただよふ海月にも似て
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綿花
ウルトラの父と母との夜がありそして で濁すタロウの出生
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リンダ
泣けぬのは涙が枯れたわけじゃなく心が笑えと背中を叩く
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たんぽぽすずめ。
こじ開ける術を覚えど恥じらいを男も抱けと 岩がきを食む
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詩月恵
あたりまえ過ぎてしあわせ過ぎて 私気づけなかった本当の大切
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市川ありさ
心ごと失うような悲しみは六月に降る雨に似ていた
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ほたる
冷たさを憎んで愛すこの葛藤 夏と一緒に吐き捨てたい、今。
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ほたる
穏やかな 言葉の裏にいつもある リバーシブルの君の残酷
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ほたる
女である あがきは深い秋の色。我のみじめを見るように夕焼
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まるたまる
今夜は星が降るように輝いて あなたにも見せてあげたいなあ
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やすむ
スイーツを抱えて雪の中にいる天狗よそんなそんな目で見るな
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やすむ
夕立にくすむ原色鉄屑に文句言うのだ、都のくせに
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まるたまる
一日中歌も詠まずに思ってるなぜだろうただあなたのことを
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只野ハル
避難した家族流され残された住家ぞ虚し雨はあがれど
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只野ハル
水害の街へと向かうボランティア墓へと走らす車中で聴く
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只野ハル
対策に出かけ戻らぬ職員の妻が見つけりもの言わぬ夫
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只野ハル
仏壇に届く歓声甲子園ろうそく線香替えつつ聞く
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只野ハル
仏壇のろうそく線香お茶を替え日傾くまでの供養の日
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きりあ
猫が訊くＮＨＫにはどうしたらこの肉球で行けるでせう？
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