うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
志慧
乗客は皆降りてる追いかけて寅年へはしれ走れ駅員
4
もっと見る
-
メイ美
柳美里の新刊読み終え痂がとれたみたいな気持ち良さだ
3
もっと見る
-
久哲
非常口の緑な人が座り込む年末年始休みの廊下
14
もっと見る
-
久哲
平凡なあなたみたいなおじいちゃんみたいな暮れにしめ縄を結う
1
もっと見る
-
久哲
しょうがないビルの中から突き抜けた観覧車さえすでにあるなら
1
もっと見る
-
久哲
洗面所に落ちています排水口が懐かしくても許して
1
もっと見る
-
久哲
十人の女の人が輪になって興味本位に地軸を囲む
2
もっと見る
-
しろいろ
バスタブに埋めたひどく薄い皮膚（わたしとあなたをへだてるなにか）
7
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
野の花を一つ見てれば魂が増えてくような気持ちの真冬
8
もっと見る
-
山桃
上の句を詠みおるうちに除夜の鐘そこから先は来年にする
3
もっと見る
-
悠々
貧乏と病に暮れたこの年はきみと二人で聽く除夜の鐘
15
もっと見る
-
さる
さまざまのこと多かりき一年を送りてわれに悔ひの残るも
5
もっと見る
-
日央
あたら世の暮るるさまを偲ぶれどあらた世さへも待遠しけり
5
もっと見る
-
じゆん
錆びついた黄ばんだ腐ったカビ生えた すべてを無償で許せる夜だ
5
もっと見る
-
山桃
大竹は空の高みをささ竹は地を掃く今年をしむ風に
3
もっと見る
-
黒須牡丹
明日から俺はやるぞと言ってみる そこから先は来年にする
2
もっと見る
-
有為
ふる雪のしづけさありて人を思ふ なつかしき日も町も緑も
12
もっと見る
-
紫苑
来る年に幸のあれかし街角のマリアにもやさしき女衒にも
8
もっと見る
-
林ユキ
寄り添って空を見上げるふゆすずめ また雪のくも 春はまだ先
15
もっと見る
-
庭鳥
穏やかに大晦日過ぎみかん食べ蕎麦をすすれば鐘が鳴るかな
6
もっと見る
