うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ななかまど
たましいを葉先に咲かせ届けたい秘める思いにクジャクサボテン
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香林 塔
窓の陽の照らす銀紙の虹たちと踊りて暮らす夢をみてゐた
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茂作
柔らかき鈴の音鳴りて一炷香 靜かに探す失くした世界
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夏深
尋ねられまだまだ先と酷なこと炎天下の国道を指し
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詠み人知らず
心無き 疑い人に 罪きせる 自分自身を 正当化して
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び わ
アイスノンたおるに巻いて鉢巻をほっと息継ぎ暑さ忘れて
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今でも幸ちゃん
何気無き妻との会話 息が合ふ遣り取りをしてなべて成り立つ
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横井 信
降り出した雨に濡れてく夏草にほんのり香る風のためいき
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香林 塔
滴りし緑のうみに波は過ぐ搖れる硝子の抹茶のこおり
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ハーコット
箱釣りのポイは儚く 紅鱗 提げてゆく子の羨しかりけり
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830
食べ過ぎか飲み過ぎかもな歳なのにミルキー味で腸活をする
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草木藍
ひらひらと部屋に迷へる黒揚羽自由死するを弔うがごと
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ななかまど
人の命は尊いと思いつつ見る螢火の今宵いとしく
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詠み人知らず
強かった 私は一体 どこ消えた 枯れた花にも 水を注ぐも
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凌霄花
師を持たず礼節知らぬ芸人の成れの果てなるバラエティー
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へし切
芸人が芸を忘れて バラエティー 落語 漫才 廃れる文化
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恣翁
白抜きに屋号を染めて 神さぶる 色の褪めたる紺暖簾かな
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夏深
夏の夜はそぞろ歩きか幾人の気配漂う網戸越しにや
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舞
もっきりの酒の面てに浮かぶ憂さ 苦きをすする 酔いいたるまで
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夕夏
ことわざとうがったみかたほとけつくってたましいいれずありふれて
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