うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
外面は良い爺は今日もまた罵声浴びせる可愛い母に
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粕春大君
寄る歳の暮るる今日こそたらちねの母にたよりを遣らんとぞ思ふ
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詠み人知らず
年老いて頑なになる父の愚痴今では冗談で笑い語る母よ
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詠み人知らず
前輪のタイヤパンクし負傷して期限切れオキシドールで消毒される
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梨根日想
左手のジャムの蓋開ける手つきには力みも消えた、我が弟よ
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詠み人知らず
北風が枯葉踊らす外を見て日だまり特等席で欠伸をひとつ
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詠み人知らず
寒中見舞い送り先はホテルなり叔父の寂しさ測り知れなく
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村木美月
心配をされることには慣れてなく長女はいつも規則正しい
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悠々
きのふまで見えぬ絆にむすばれてゐたと知りけり絆斷たれて
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こぐまじゅんこ
春からは女子大生になる娘大きくなったもんだと見上げる
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詠み人知らず
老いてまで自由奔放生きる人夢で罵倒し私は泣いた
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七色コイン
憎しみはいつか愛へと変わってた今のぼくらは太平洋だ
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詠み人知らず
ありったけ薬を喉に押し込めば娘が泣きて背中を叩く
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ゆうくん
枯木立 輝く寒き ふるさとで 君と楽しむ 冬の美学を
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けにちん
子育ての経験は未だ無いけれど気持ちは言葉と笑顔に乗せよう
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ゆうくん
大空に 冬の星座が描く地図 我が家の未来 幸へ導け
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只野ハル
歩いて通った朝市に車で母を連れて行く曇りの土曜
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モニカ
故郷の秋の便りに屆く新米母の優しさ口に廣がる
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とまと
彼氏にでも買ってもらえばいいじゃない痛いとこつく今年もサンタは
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紫草
台所背なにおはやう寒いねと 君の聲聽く透明な朝
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