うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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夕夏
みしようぶんのりょうきんはちょうしゅうできずおんきせがましくりこしと
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青き銀椀
マンションの壁に止まりし空蝉の其処と決めてし夏の一生も
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はなしのぶﾞ
耳朶に鳴る檜扇貝のイヤリングとほき小島のさざめきつれて
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はなしのぶﾞ
透きとほる風に揺られて沙羅の花こぼれるままに白かさねゐつ
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あかつき
湧き上がる入道雲を追いかけて新しい靴で駆け抜ける夏
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うすべに
色褪せた昔の夏の夕暮れの 影絵の中に居場所を探す
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滝川昌之
夏の朝 近くの軒の虫かごの西瓜の腐臭 撒き水の音
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樟明子
藍色の薄き花びら朝顏の一齊に咲く涼やかな刻
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艸介
白日の 烈火をおそれ綱渡 翳躍りたる 夏の径を
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夕夏
なにもせぬよりかいかくはいいわけでちゃんねるかえてちじょうへとあみ
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夕夏
けいやくのじゆうはないというさいばんしょどくさいこっかさんけんし
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夕夏
けいやくのじゆうをはきしごうけんとおうせいなりしちょうしゅうこっか
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夕夏
きせいするなときせいするだちょうくらぶのおきまりのどうぞどうぞか
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赤石仙人
前庭に凌霄花自生して二年目の夏花をつけたり
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うすべに
うすべにの幻かとも百日紅 都大路にかげろう揺れる
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夕夏
くにのしゃっきんころなけいざいどうようにこおりづけにすとうみんで
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夕夏
みんどとかわだいにのぼりくえすちょんせいどはどうかやすんでおりて
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夕夏
うがいしてびくうないけんさをしないだえきのけんさなにをかいわん
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滝川昌之
儚きは薄日が落とす蝶の影 羽化も乾かぬ舞いの危うげ
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樟明子
照りつける日差しにちよろり走り出す蜥蜴の子の足の小ささ
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