うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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聴雨
憂鬱な九春などは受けながし皐月の空へ夢はためかせ
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詩月恵
明日がね晴れでも雨でも曇りでも 君が大好ききっと大好き
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蛙の庭
緩む夜の水族館よ生き物の重さを溶かして鎮める水面
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蛙の庭
ひんやりと湿る水族館通路深きへ沈む春の夕暮れ
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蛙の庭
ひっそりと話声する夕暮れの水族館を最後に出でて
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波並
日めくりをちぎる儀式がわれのミサ祈るさだめの無神論者よ
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波並
乗りものの中で生まれて死んでゆく諸説とびかう行き先の文字
3
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波並
つばさ持て風の手に触れ見はるかす力をくれし者累々と
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詩月恵
黄金色の鱗きらきらこい流し 君への想い水面に映す
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詠み人知らず
辛くとも 逸れぬ瞳に 憧れる 例えその歩が 止まっていても
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浅草大将
わすれ貝拾い過ごそう悲しみのはてるま島にこのひと夏を
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庭鳥
かゆかゆと朝な夕なに身をよじり爪を丸めて脱皮が進む
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狭間悠木
帰り道知らない家から夕飯の匂いがふとし歩調速まる
2
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庭鳥
めくられず残った四月置き去りのわたしみたいだそのままにする
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トーヤ
知識では理解してても意識では忘却してるマイ箸マイ皿
2
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トーヤ
設計られた心身癒す空間で自然と調和するよにタルト
2
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浅草大将
過ぎ来れば立ち返るとも泡沫の消えし浪だに越ゆるぎの磯
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只野ハル
もっと近かったひとつの衛星が撹拌した海で生まれた命
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狭間悠木
真っ白なマグカップには香りたつ夕暮れ色のアールグレイ
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ほたる
考えても解らない事重すぎて自らの肩抱きしめて泣く
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