うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
あと何度君と二人で桜見る季節は来るかと問うた日遠く
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五穀米
概念は概念のまま家というものはこの世の富ではなきに
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五穀米
この後は週刊新潮とちおとめ母に持ちゆくことを決めたり
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詠み人知らず
ほろ酔いで窓辺にもたれ眠ってる そんな君から目が離せない
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夢士
記念日と思ひて求む祝い菓子ペロリと食ひて今日は何の日？
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五穀米
痛いなら休めばよろし無言にて寝ころぶ母はどこか恐ろし
4
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五穀米
痴呆とはある日突然来るものか母は服着て床に寝転ぶ
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五穀米
この三日母から生気が消え失せて九十歳過ぎのように寝ころぶ
1
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詠み人知らず
春うらら 猫ベッドから シャキーんと脚が出てます 気持ち良いよね
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詠み人知らず
眠られぬ訳は明明白白に 善し悪し別に君に関わる
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舞
妻買いし御守りの鈴軽やかに朝ゆく吾れに無事に帰れと
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詠み人知らず
猫だって ひとと同じく 表情がありますヤバいって 顔します
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詠伝
父の持ち帰りし音の象形とは四肢失いたる男のトルソ
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詠伝
昔よりややゆっくりめのテンポにて父は手鍋のラーメンすする
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みやこうまし
さよならと言わずにこの世を去るつもり 輪廻転生 又の日会える
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ここん
いつまでも子だと思うな我が母よ印鑑ぐらい一人で押せるよ
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詠み人知らず
何故なんだ 上向きかけた 心折る藁にもすがる 身内の便り
1
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詠み人知らず
送り状 書くたび 娘に確認を母は単なる お馬鹿でござる
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詠み人知らず
しとやかに 春雨降って ヒーターはオフかニャ猫は 香箱座り
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詠み人知らず
視界から消え どぶに落ちた弟は無傷で唯々ひたすら泣いた
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