うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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芳立
おのづから九段の杜を忌みたりし大御心を諌めまうさむ
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みなみぐち
伸びたゴムみたいな日々を過ごしつつ焦りの波が押し寄せてくる
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詠み人知らず
太文字の「泣ける」と「抜ける」すげ換えよ 涙腺オナニー教の福音
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ひろん
鏡ごしふと合う視線のふいうちが二重になって二人を襲う
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粕春大君
敷島ややまとしまねもとこしへにやよ安らかれ千代に八千代に
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詠み人知らず
飛び抜けて幸せなどじゃないけれど日々に転がる小さき幸せ
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詠み人知らず
鏡には寝癖だらけの寝ぼけ顔しっかりしろよ顔を洗えよ
1
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はなはな
前向きと 後ろ向きとが交差して 一体何処を向いているのか
8
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浅草大将
誠実を胸にきざめば希望をばともに語らじ教える者と
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澤木淳枝
人生の 合はせ鏡を してみれば とはにと続く 路にならむや
1
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笑能子
彷徨いは何時か何処かで活きるものそう思いつつ遊ぶ爪先
3
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浅草大将
謹呈の文字をしをりて古書店の棚の歌集の値は百五円
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只野ハル
警報鳴らぬ夏空見上げ終わったとただ安堵の涙したと聞き
12
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只野ハル
為政者の伝える真実がそうでないと知りつつ黙していたと
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只野ハル
現実と架空の戦映像を見て育ち痛み知らぬ僕ら
6
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只野ハル
消えぬ引き裂かれた人の悲しみ消さず残す事こそ
1
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只野ハル
終わらざるを得なくなったが何故始め何故続けたか答えて欲しい
10
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只野ハル
暑くなる前に戦争を終るべきだった汗も流す記念日に
2
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只野ハル
限定的な地域戦争ができるくらいの平和がある星で
1
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只野ハル
すべての戦死者の霊は今も絶えぬ戦死者を如何に思わん
6
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