うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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在原紀之
駆け抜けた兎の年の数多なる苦楽を胸に晦日は更けぬ
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只野ハル
新しい事など何もなかったと十一月のままのカレンダー
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城戸愛楽
歌合戦もダウンタウンもつまらない つくづく俺はマイノリティーだな
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芳立
ことさへくからき戸閉てずつひの日の暮るるに長きわざはひの影
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七色コイン
情熱を繰り返し聴く師走かな。斎藤由貴がホント可愛い。
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七色コイン
ホカホカの炬燵に入りテレビ見る。観たい番組無いんだけどね。
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七色コイン
見たんだろ？あの水平の向こうをさ。今じゃお前は自由人だな。
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氷魚
一人用炬燵の中で曲げる足今年はこうして終息してゆく
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由良
太陽の黒点の数は人々の悲しい想いを吸い上げた数
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蕗子
凍星や身も暮れる様な心地して湯気たつものを買い求めたり
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由良
大切な人達をずっと大切にしたいだけです 夕暮れ小路
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栞桜
大晦日あつといふ間に過ぎる年今年こそはと誓ひを立てて
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葵の助
端っこがオイシイことを知っていて主役を譲り合ってる劇団
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双星たかはる
街じゅうに詩があふれているものだからぼくが詩人でも珍しくない
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詠み人知らず
平等に静寂はふるふせられた睫毛につもる雪のつめたさ
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みやこうまし
先の世の契り果たせし白き鶴来世は晴れて自由な空に
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緑里
冬の日に包まれ溶けて柔らかい痛み感じるサボテンの刺
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舞
ふる里の雪の寿ほぐ年越しの良き事積もれ新しき春
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京
誰にも何も知らせずに乗る鉄道ですこし遠い春の話をする
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京
嫌いな街を数えようとして減ってゆくファスト・フードの灯りをたどり
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