うたの一覧 (カテゴリー：仕事　並び替え：新着順)

かわのふゆき通勤の扉開いて熱線にプールサイドか南国のふり 0 もっと見る
詠み人知らず守秘義務で持ち帰られぬ大量の書類たちと大量のデータと 0 もっと見る
詠み人知らず免税証数えて「無効」印を押すまた少し税金が無駄となる 1 もっと見る
詠み人知らず封筒に簡易書留の印押し知った住所をさらさらと書く 0 もっと見る
詠み人知らず親戚と言えども今は仕事中マニュアル通り「県証紙を」と 0 もっと見る
詠み人知らず窓口に呼ばれて出ると親戚が「雪華じゃないか」と驚き示す 0 もっと見る
詠み人知らず電卓を打つ指早くなってゆくイコールキーはわずかに強く 3 もっと見る
詠み人知らず月始め画面と書類にらめっこキー押す指は見なくてもいい 2 もっと見る
詠み人知らず県税のテキストを読む休み時間これもひとつの仕事と言える 0 もっと見る
詠み人知らず朝九時の街中走る自転車のペダルは軽く足取り軽く 1 もっと見る
詠み人知らず香水の霧をくぐってドア開ける今日も始まるいつもの仕事 1 もっと見る
詠み人知らず肩書きは「行政実務嘱託員」臨時と言えど触れる県政 2 もっと見る
詠み人知らず受け取った辞令と誓い胸に秘め初めて開く事務所の扉 2 もっと見る
詠み人知らず着慣れないスーツに着られ両親に目配せをする礼服屋にて 0 もっと見る
須藤以心東京を無きものとして生きる吾に悪魔を憐れむ歌降り来つ 4 もっと見る
まるえふ職場って仲いいもんの集まりじゃないから僕は己磨くのみ 5 もっと見る
居る子生き道に溺れ流され息吐きて立ち止まる今未だ泳げる 3 もっと見る
薫智今年こそ悔し涙を返上し流す涙は歓喜の涙 5 もっと見る
浅草大将海ばらに霧のしら浪たつひ崎たつきも見えで漕ぐ舟やある 10 もっと見る
只野ハル読まれないビジネス文書の美辞麗句定型ばかりを寄せ集めても 4 もっと見る