うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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ふきのとう
万人に希望あたえし星あれど露と消えゆく定めのかなし
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詠み人知らず
ゆきかねて迷はば迷はずわがもとへ来ては遊べよわれはさびしき
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詠み人知らず
あだし世にけぶりてのちは橋わたる白きものへと汝はなりにき
5
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たんぽぽすずめ。
今はただ瀬の草むらに陽を受けて記憶が光るトランペットや
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たんぽぽすずめ。
湧き上がる情けに急ぎ継ぎ足して気づけば我の鎮魂歌なり
9
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けたけたべたべた
そらのうえ、うごかぬじぶん、みつめてる。よくがんばったねとほほえみうかべ。
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夏恋
一切が色を失い詰まらなく夢など見なけりゃ良かったなんて
9
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猿ノ丞狂介
忍ぶれば苦しきものを人知れず堪へたることを誰か悟らむ
6
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紫苑
無垢ゆゑか轍のしたに消えにしを涙せし日のいまは朧に
5
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灰色猫
故郷の母なる山の御姿よ心深きを赤く灯せよ
8
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もぢずり
空ま青 湖藍にして花青しゆうべの群青もろ手垂らしぬ
4
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もぢずり
うつくしき言葉も音もうるはしき形も色もあれどかなしき
6
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もぢずり
いづこをかさまよひあらむなが魂はもどれよ庭に青きはなさく
3
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もぢずり
おもひでのひまはりひまはり描かせよあの黄金のいろはなけれど
4
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もぢずり
暮れゆきて文目も知らね夕顔の君匂ひ立つ季とはなりぬ
1
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詠み人知らず
むらたけの風のさわぎに目覚めしてこころ走りにくらむ冬空
3
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猿ノ丞狂介
よひよひに枕さだめてよいよいと騒げど倒れ終にヨイヨイ
4
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猿ノ丞狂介
借りた金返せ返せと唐衣日も夕暮れになりにけるかな
3
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住川幸
飛行機が一人乗りならこの海に空に大地にけりをつけよう
5
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詠み人知らず
日暮れても誰も帰らぬ棲み家には 手足の萎えた吾の霊が待つ
10
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