うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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中康
汗かいて 飛び乗る電車 いと涼しまつわるシャツを 耐え清まし顔
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中康
梅雨明けを 待たず聞こゆ 林間のセミの初鳴き 三声鳴き止み
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継海
縁側に招かれ飲む茶 金縁のガラスコップは桔梗の絵柄
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渡 弘道
忘れた頃に貴女から便り玉手箱出社前の保育園
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海野 冬雪
幻想の瞳が見つめる現実や どちらの岸辺、蜃気楼
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舞
白雲も大空の青ソーダ水弾ける泡も七月の色
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びわ
部屋の中クーラー稼働猛暑避け外は強風暑さ厳しく
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茂作
軒に寢る子のかんばせに夏木立 かげうごかして風の涼しき
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横井 信
今日もまた雨の降ってて通勤の本のページの湿気でにじむ
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ななかまど
どっさりと夏の野菜が籠ひとつ夕餉の膳の彩り溢れ
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中康
英雄を 偲び呼んでも 現れず大器待望 日本の何処か
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中康
車にも 人格与え 洗車する感謝を伝え わが友と呼ぶ
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舞
翔べぬモノあざけり鴉電柱にひと声鳴いて夕焼けへ飛ぶ
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茂作
我が友が幾日の筆を重ねては 描きし山のかげ懷かしき
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横井 信
水を張る夏の田んぼに降る雨の強まる音に混じる雷鳴
5
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ななかまど
鉄砲百合ふるき銃身に似て咲けりつらぬかれたる愛は純なり
10
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海野 冬雪
牛乳でマミーを割って、冷えてるな夏のドリンク真似しなくて良い
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茂作
たずぬれば珠洲のお社燈らうの 石の碎けて砂に亂るる
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中康
思い出の 彼方にしまう 恋の花散ってまた咲く 心のスミレ
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中康
南風 背中に当たり やや強し振り向き歩く 鴨川の土手
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