うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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虹雲
黒髪とジプシースカートなびかせて乙女の歩み風白きなか
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虹雲
彼岸花狙撃兵なり隠れ野のピアノソナタは風に乗れかし
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たんぽぽすずめ。
朝露を六角の巣に捕り 蛛は動かず見せる 真珠の涙
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螢子
朝夕の寒暖の差は身にしめど今年の紅葉美しからむ
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きりあ
わたしはね、お腹に烏賊を飼っているの腹黒いからすぐわかるでしょ
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紫苑
竹の春さやげるかなた蒼天に白月笑みてわれを見おろす
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さる
夜明け前 散歩の道で香に酔ひぬ 金木犀の妖しき匂ひ
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ムラサキセロリ
陽だまり猫だまり猫ときみだまり猫ときみと僕だまりなう
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浅草大将
秋たけて色まさりゆくむらさきの菊のしづくに香る川浪
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詩月恵
鶏頭花 どこまでも赤あかく燃えいつまでも赤 貴方を想う
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詩月恵
つかまれたあの日とおなじ線路わき紫苑に君を思い出している
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螢子
窓開けし４階の我が仕事場に木犀のかほり風に乗り来る
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浅草大将
紀の国のすさみの磯を吹く風の音に香りに潮きくの花
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浅草大将
あかねさす昼には雨も恋ひしけれ陽射し夏めく秋彼岸過ぎ
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リンダ
バタバタとヘチマの花が落ちたあと我は我だと曲がろうが良し
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リンダ
寄り添って黄色い薔薇の可憐さよ嫉妬なるもの知らぬまま咲く
3
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螢子
日が落ちて月は色づきはじめたり漆黒の空黄金となりぬ
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ありぎりす
秘めていた想いのたけを吐き出して あぜ道に咲く曼珠沙華かな
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村木美月
その先に癒しの場所があるようで昇ってみたい天使の梯子
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やすむ
ジンジャーが押し込む米も椎茸もさばも醤油も非もウイルスも
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