うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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リンダ
歳らしく歩け歩けと母が言う歩くと雲を詠むから無理だ
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聴雨
越されぬとかつて云はれし大井川おそらく鼠も悠々わたる
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詠み人知らず
哀しみの雨の雫を弾き飛ばす眼の裏の松葉の緑
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詠み人知らず
傘は無し一切喝采万緑の雨に流れる清々しさよ
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永鹿
移ろひを きらひ散りけむ 紅葉は 夏に果か無く 煌めきにけり
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falcon
沢瀉を映す水面に悠然と鯉うかびきて白き花散る
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浅草大将
音に聞くせみの小川はこれなりやただすの森に声は流れつ
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粕春大君
月に映ゆる柴の籬のあぢさゐの白きよひらに道も違へず
24
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螢子
平和てふ名を持つ君が花びらのやはらかき色染みる水底
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ふきのとう
水無月に色きそい合う紫陽花の藍の濃ければ心染まりぬ
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芳立
早苗田のつらねととのひさみだれを待つ月たてば南風ぞうるほふ
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詠み人知らず
マズイから 食べ掛け捨てた そのパンが 一羽の鳩の 命留める
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山桃
朝日子の方辺を指して完爾と笑まふ光のこぼるる照葉
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詠み人知らず
鳰の湖慈雨滾々と流れ込み奇跡の星は周り続ける
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虹雲
菜園の仕事をなべて終わらして今日の夕べの梅雨を迎えり
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８月２４日生まれ
人々の喜怒哀楽は気にとめず 川と時間は流れ行くだけ
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平 美盛
雨に咲き 土で変わりし 花の色 十重に二十重に 咲き乱れんや
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平 美盛
果てしなき 時を旅して 辿りつく 命の不思議 人類誕生
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咲間
クロニクロ重ネタ色ハ夜ノ空遠クノ星ガ道ヲ示シタ
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トーヤ
雷が一緒に連れてきた雨は半月ほど眠っていたのね
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