うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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みずたまり
小窓よりながれ入り満つる丹桂のかほりききつつ夕餉の支度
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浅草大将
漸くに色づきそめし街路樹の葉の間に見れば冬を待つ空
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薫智
郷里での訛った会話落ち着いて安心感に包まれている
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詠み人知らず
プランターの黒米の稲穂刈り取りて十粒の種に千粒の喜び
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日央
涼風にさらす肌からひしひしと日毎に募る冬の気配よ
8
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日央
漆黒の髪に似ている夜の空 清けき月と雲のヴェールよ
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日央
薄衣纏ひて見れば吾と同じ 薄衣纏ふ後の月かな
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恣翁
アモンてふ 白亜の崖の 教会の 尖塔の上に 一片の雲
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恣翁
海峡の 波の威力を 物語る 海に突き出る エトルタの針
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半格斎
行く秋を惜しむかのごと蟲の音やあはれなるかな長月の夜
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詠み人知らず
シコンノボタンひらきし朝のしずけさにしみじみと降る秋雨の音
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まるたまる
西陽差す部屋で何度も聴いていた丁度こんな日秋はオフコース
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詠み人知らず
木漏れ日のさすひとところ水引の慶事の紅が緑にはゆる
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恋花
シナモンの薫りくすぐるテーブルに楓一葉 小雨降りつつ
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詠み人知らず
ひこばえの世話をし続け三回も米みのらせた教え子いとしき
6
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半格斎
朝けにや玉なす露のはかなくもおきてののちぞ消え増さりける
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舞
鳴き交わし何処へ行くか白鳥の影さえ白し十五夜の月
6
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舞
ふるさとを思いて鳴くか白鳥の声澄みわたる日髙見の空
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浅草大将
くれなゐの秋は何処へゆき虫の後からきたの白き冬かも
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三沢左右
み山には秋のもみぢ葉千よろづの色に染まりて錦なりけり
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