うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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聴雨
さあ寝よう髪乾かして月さがし晶子のうたを読み耽ったら
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聴雨
間の悪い私だけれどこの歌は見えないほどの花の種かも
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falcon
春たつも軒の雫の音たへて雪になりける朝の雨かな
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柚々
春の日に璢璃のかがやき野邊にたつ天のつかひか珍しき鳥
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千倉ああ
日光と軽いセックス交わす朝葉緑体もざわめいています
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千倉ああ
ぼた雪はひとりでにふる（しんしん）とコンクリートにふたをしている
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光源氏
今更に霞たなびく池田山雪降りやまぬ春のかぎろひ
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柚々
春の日に櫻流しの雨降りてしとど舞ひ散る花ぞかなしき
8
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半格斎
春や來ば璢璃の水面に野の薔薇のあはせ撓りて芽ぐむなるなり
5
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さる
やわらかな春の淡雪少しづつ老いしわれにも望み届けむ
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つやはき
春雨のまだ来ぬ街にメレンゲの軽さでふわり舞ひし春雪
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詠み人知らず
降る雪を花はらからと思ひてやわが宿に今日木蓮咲きぬ
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柚々
音に聞く木の芽おこしの春の雨ひと降りごとに蕾解けり
5
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紫乃
雨模様続く弥生は冷たくて優しい春の息吹きは遠く
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三沢左右
層ねたる雲はがれゆく音づれに鳥のうはぐむ春の朝かな
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天野めぐみ
庭先の金柑つついて茶ひよどり我が家に春を知らせておくれ
4
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芳立
蒼穹にとけましものを如月のみぞれに閉づるこころなるかな
13
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ヘナコ
本日の青空とても切なくて私は独りで歩いて行きます
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恣翁
日陰なる 苔にも春は 訪れて 花小さくも 懸命に咲く
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狭霧
青柳のいと細やかな月もなき峠の空に蟲だしの雷
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