うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
音蔵 雅秀
輩の集いし写真 届けらる 同じく老けしが 元気で何より
2
もっと見る
-
舞
蕗の家 出でて迷った コロボックルか サッポロの街 狐一匹
4
もっと見る
-
夕夏
しょくもとめほうろうのたびかくかぞくかいきげんしょうしゅりょうみんぞく
2
もっと見る
-
茂作
われ昔住みにし里を尋ぬれば 楢の木茂りて人老いにけり
13
もっと見る
-
横井 信
半袖のシャツに変えてもまだ梅雨は早いと空に広がる青葉
11
もっと見る
-
天野まどか
真っすぐに落ちくる雨は潔し禊をせんと濡れてゆくなり
4
もっと見る
-
仙人の弟子
図書館に 一歩入れば 夢うつつ 紙の匂いに 心ときめき
6
もっと見る
-
痴光山
「そうですね」と合わせて始まるコメントは 個性光らず聴くに詮なき
3
もっと見る
-
ななかまど
これほどに似合うものなし水無月のそぼふる雨を受ける紫陽花
14
もっと見る
-
へし切
石窯のほのかな香り 朝の風 いつもの街角パンの工房
13
もっと見る
-
天野まどか
太太と立ち塞がれる大木に深く打ち込む錆びた鉄釘
1
もっと見る
-
なりあきら
風に揺れ 波に打たれる 岸の松 嵐の渦に 佇むように
2
もっと見る
-
Aquarius
スタンドに編みかけの粗い毛布 くるまっても雨が沁み入る
1
もっと見る
-
舞
宇宙の鉄路汽笛かすかに夜の高み銀河鉄道私を置いて
5
もっと見る
-
び わ
ジーパンを履いてはつらつ天気よし囲碁の相手を思いつ準備
4
もっと見る
-
横井 信
まだ梅雨に少し早いと青空をそっと見上げて紫陽花の咲く
8
もっと見る
-
天野まどか
雲の峰鬱々と立つ蒼空に吾は投げたり虚無の花束
2
もっと見る
-
兎桃
ありがたや双の眼の顔につくあさましき様見ることも無し
2
もっと見る
-
仙人の弟子
異郷の地 行ってみたいな 身ひとつで 知人もおらず しがらみもなく
3
もっと見る
-
ななかまど
倒木に実生が育つあらかじめ刻まれており自然の輪廻
13
もっと見る
