うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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朔夜
間違いは一度も無いと言い切った君の口元へのへのもへじ
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人三昧
夏夜更け 涼しき風の 吹き抜けて 粉引き唄など 一人聞く吾
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是瓜
さりさりと 氷の削れる音を聞く シロップの色はきめておいてね
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詠み人知らず
日の丸を抱へたあの日の若者が靜かに語るは 平和の祈り
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みやこうまし
ピンコロリン願って四国巡礼す 島に渦巻く老いの鳴戸が
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秋日好
やっぱりねずうっとそうだと思ってた私に何も関係ないけど
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へし切
うたたねの夏の昼臥し蝉しぐれ梢のこゑに夢覚ましけり
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夕夏
おいてゆくおもいでいがいあいさえもむかうさきにはひつようもなし
2
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呉竹の憂き節
先立てて初秋風の涼しきは澄める泉によればなりけり
7
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麻
道の果てまどひ来ぬればつくつくと秋を知りたる法師蝉なく
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北窓
まだ来ない電話を待って秋が立つ目じりの下の肌のつっぱる
4
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果禾緒
夜の風 ピアノの音と交われば耳は悲劇のヒロインになる
2
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美津村
ひたすらに話しし君の心をばひとりになりて我が思ひやる
5
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美津村
汝が去りしソファーに長き毛髪をわれは拾ひぬその柔ら髪
8
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美津村
とつぎくる不安を言ひし君が姿バックミラーにまだ見えてゐる
11
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美津村
窓に吹く風ありて月のかげつよし君を知りはやきひと月は経ぬ
6
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美津村
ためらひつつ小さき声に言ひし汝の心を素直に我は喜ぶ
7
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橙田千尋
蝉たちが一週間で歌う曲僕は何年かけるのだろう
4
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もも桜
スーパーで二手に分かれ物色しレジ終はつた後にぶだうパンひとつ
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果禾緒
凪ぐはずのない脳内をなだめたく真っ赤なスイカを割る夏盛り
5
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