うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
葉の降れば風を高枝に聞く竹の静けき世々の常にもがもな
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ゆうくん
七夕の空へと 続く霧の海 白きダイヤを 波に散りばめ
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雪月花
儚さを愛でるは早し若者よ咲き誇れるさ今は一途に
8
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雪月花
血をめぐり息吹を感じ呼吸する永久に続けよ緑の下で
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雪月花
雨に添い咲き乱れしは紫陽花の
深桃小花色艶やかに
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詠み人知らず
夏雲に心ばかりをたぐへつつ鳥と戯るる空のはるけさ
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ほたる
誇らしく雨を含んだ紫陽花の枯れゆく様を歌に詠みたし
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在原紀之
クーラーの部屋から出れば吹き抜ける夏の夜風にひと涼みかな
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浅草大将
夏ごしの雨にみそぎの夜は明けて白きむくげに露の耀よふ
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まるたまる
ベランダにカフェのようなる日よけしてアイスティーなど嗜んでみる
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透子
宵の道のひとつ途切れた街灯に深まり揺らぐ夏の夜の色
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紅桜
片陰に映りし翳り抱き寄せて暇迄いたく影に寄り添ふ
4
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紅桜
陰鬱な女の眼より暗すぎてどんより澱む日照りの淵が
3
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浅草大将
炎天下葉かげの風のすずしさに秋を秘めつつ桐のしげれる
12
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舞
夏草の生うるがままに降るままに雨に洗われ色鮮やかに
5
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半格斎
三株なるきみが手植ゑの馬鈴薯の葉をばゐたぶる暴れ梅雨かな
14
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トノゴジラ
雨過ぎて道に現はる水鏡汚れ清めし白雲を映す
2
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トノゴジラ
滝の雨すぎて陽の差す彼方から何処に架かる七色の橋
4
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雪月花
つきぬける雲一つない青い空
一羽の鳥よ虚空を飛びて
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雪月花
三日月に己の心投影す
再び満ちる夜に焦がれて
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