うたの一覧
(カテゴリー:自然 並び替え:新着順)
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よろずはの人
うなばらに、しづむゆふひは、まさごにてこらみておもふ、ゐつぞおもかげ
7
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花月
青い空ビルの隙間に雲泳ぐ大阪駅の一番ホーム
2
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夢想家
湯煙が吐息と混じるひとときを静寂な夜が教えてくれた
3
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かなざわゆきお
南天の上に積もった雪払う赤い実ぶるっと顔上げてくる
10
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浅草大将
三うまやのゆふ星みよと指す果ては荒響みつつ冬の山うみ
7
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麻倉ゆえ
ふと気づく冬の空気のブルーグレー風も届かぬ部屋の中から
3
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みやこうまし
北向かい川さかのぼるユリカモメ比叡下ろしの厳しさに乗る
2
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かなざわゆきお
真っ白な雪は全て閉ざすよう気持ち抑えてじっとしている
5
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おち象
みよしのの よしのなんてふ あけもみち おほきみあんし おくれけるかも
4
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せいか
夜の道古い自転車が来るようで 振り向いてみれば姿なく 枯葉
1
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西村 由佳里
降る雪を 桜にたとえ 見てみれば 春の日薫る 白い結晶
6
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キリノ
喪失が街の翳りを包む夜 消失点に未来を灯す
5
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かなざわゆきお
ちらちらと降る雪朝日に照らされる冬至を過ぎて寒波到来
4
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ゆうくん
冬空に 赤い三日月 夢色の 蠟燭の火が 明日を照らして
1
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ゆうくん
面影を 夜に残して 三日月は 笑顔のままで 青空に去り
2
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ふきのとう
雪おこし闇夜に轟く雷に間近に迫る冬の到来
5
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西村 由佳里
夕の日が 街照らす頃 青空は 星の衣に 片袖通す
2
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せいか
ふわふわの真白な木蓮待ちわびて弱き日差しに手の平かざす
3
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ゆうくん
冬空を 支え古木の 巨人立つ 風がギリシャの 歌劇舞う夜に
1
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ゆうくん
月影に 花水仙の 染まる道 冬の寒さを 歓びに変え
2
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