うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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卯月
破滅とは変転なるかただひとり寄せてはかえす波の音を聞く
6
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光源氏
金尊と花間一壺の酒を置き心靜かに風月を詠む
10
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舞
木漏れ日に 近づく気配 冬去りて
香れる弥生 春は来にけり
2
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しまじま
にはたづみ ゆく方しれぬ みちのくの 御霊眠れむ 瓦礫は重く
2
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紫草
凍て深く堪へこらへて來し春の 花の盛りは美しからむ
20
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詠み人知らず
花や鳥を愛でる心を育めば 壊れた人も風月になる
17
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みやこうまし
西影にほんのりピンク東山寝たる姿に春の衣手
6
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詠み人知らず
わがためのものならざればあらがねの土に溢るる春日のひかり
7
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もなca
今朝もまた春の女神は微笑まず やさしき日射しのせつに恋しき
4
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詠み人知らず
悲哀さえ包んでくれる波の間に信ず海こそ我の味方と
3
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ゆうくん
涙とは 目のなかの海 目を閉じて あの日夢みた幸せを聴く
4
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浅草大将
若芽あまた玉とむすびてあを柳の糸魚川にも春は来にけり
13
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漆黒
混沌としてる地獄と天国が黒き闇夜も光の粒も
3
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ふきのとう
さみどりのふきのとうを天ぷらに口に広がる春の香りを
7
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みやこうまし
せきれいの浅瀬を行けば小波立ち春日きらきら水面に跳ねぬ
10
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しまじま
立ち込めむ 匂いに心 落ち着かぬ 春の訪れ 待ちわびながら
4
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聴雨
折々のひとの流れの中をゆく思ひおもひの歌はうるはし
18
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聴雨
水墨に彩そふ如きうぐひすの初音ゆかしき春のほころび
8
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水也
どこまでも飾り立てたい今日の月 蝶よ花よと夢でもみたい
4
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聴雨
はやも散る雨に打たれし白梅を花の涙とこぼすまなざし
8
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