うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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inosann
貧しさが幸せの一部だった日の囲炉裏を囲む夕餉なつかし
20
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白彗
元旦の 三日月眺め 今年の 抱負を胸に 幾日行かん
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大上
いつの日か再び呑もうこの場所でそよぐ水面に盃の月
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大上
清み空に別れ間近の宵の陽は疎し誰かの心地良い朝
1
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恣翁
初春に 愁ひを払ふ玉帚 初子の宴の 一盃の酒
24
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大上
ある日より演じ續けた道家樣永久に隱れし自我は何處に
1
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詠み人知らず
新しいオレンジジュースの封を切り 腐敗するのを ただ待つゲーム
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吉野 鮎
新玉の年の朝にモカ豆を愛しみて挽く君在りし日の如
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舞
あらたまの朝日明るきこの年の先駆けとなれ良きこの年の
15
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ながさき
微笑みて 平和の眷属を つくりゆく 不動のこころ 常楽我浄と
20
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inosann
今年こそ「死ぬ事以外はかすり傷」と思える吾にならんとぞ想う
17
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inosann
年が明け願いを掛けて久々にカーテン開ける 開運こめて
20
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呉竹の憂き節
去年の関あけて春には逢坂や雲に告ぐなる鳥の一声
10
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桜枝巧
「唯一の武器は三十一音式散弾銃、明日をぶち抜け」
6
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夕夏
ていけいはみそひともじのきまりとしやぶれかぶれでことばをさがす
4
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夕夏
しんねんとかけめでたいととくそのこころははつひをめでるよくぼう
3
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夢士
古稀迎え老いの坂道駆け上がり峠の茶屋で草鞋履き替ふ
24
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恣翁
初春の初子に 蚕屋を掃き初めて 命を延ばす玉帚かな
25
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藤久崇
また一つ 年を跨げて 長らえり いざなお練らむ 身の脚にこそ
19
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詠み人知らず
静寂にて胸に寂寥満つる今 人恋しさに涙ひまなし
11
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