うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
ほどかれて 広がる絹の 帯のごと 色香漂ふ 芝桜の海
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詠み人知らず
幾年を酒に浸つて早緑の梅はそろりと琥珀に染まる
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そらの珊瑚
散る桜ひとつひとつにメッセージ エヌアール ノーリターン
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ゆうくん
風に聴く 瑪瑙の色の 海に舞う 若葉の波の 囁きの歌
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ゆうくん
風薫る 五月の空の スタートは 夢見るような湖の色
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ゆうくん
若草を 花の泉が染めてゆく ツツジ五月の 雨に滲んで
1
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かぐら
翅虫がさらに冬から来たらいい オルゴールさえ在るこの家へ
4
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かぐら
ほこりと砂糖 その両方が欲しいから大好きなひと たくさんなざす
1
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千蜜
松浦（まつら）川 岸辺の桜咲き盛り花びらみまがう 蝶ひらり
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せいか
見なれてる近所の街もバロックを聴きつ歩けば光る欧州
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浅草大将
ゆき惑ふ山路の春やつつじ咲く巌根の陰はなほつららして
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透子
咲き誇る花に我が目は惹かれども皐月に萠ゆる緑の匂ひよ
3
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半格斎
彼の人の足跡を追ひし朝まだき西施に想ひの蚶滿寺かな
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風蘭
曇天の水平線はりんかくがとけてましろなわたあめの下
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光本博
麗日春風好 逍遥坐柳陰 江村無客至 夢裏聴鳴禽
11
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半格斎
象潟の海にひかりの道しるべ奧の細道暮れなづむ頃
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半格斎
春霞いまや盛りと咲く花に終はりあるとは思へない朝
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詠み人知らず
いただいた 筍山盛り たきましたこの幸せを 誰にあげよう
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善田真琴
愛刀の波刃に宿る月影の手首返せば峰に消えゆく
1
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しまじま
うたた寝の夢にかすむは 春山路 遠く聞こゆる 鶯の声
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