うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
松一樹 青い嵐に 倒れざる五月の光り 空に輝く
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falcon
芦の間に吾もまじりてうたはましそよぐも折れぬつよきこころを
10
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幸浦佳
誰も彼も判らぬ夕べに挨拶を交わし家路を急ぐ畦道
3
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そらの珊瑚
気が付けばみな帰ったあと夕闇が孤独の影を濃くしていくよ
3
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うめこ
空鳴りて一千の槍降るごとく土洗いたる風の夕暮れ
5
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ふきのとう
馬鈴薯のむらさきの花は鞠なしてかんざしのごと緑にゆれる
10
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七霞
波の如くうねる雷おさまりて蛙鳴きたる五月雨の夜
6
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風橋 平
珈琲を冷たきままにすべらせる喉咽より薫り来たれ麦秋
7
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河のほとり
涼しきは茂みもさやになびきつつ木の下陰にかよふ夕風
15
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もなca
静けさを湛えて空を映しをる水たまりそよと風に揺らげり
17
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風橋 平
修司忌の胸ポケットに挿せるときペンの頭が映す万緑
7
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恣翁
恨み見る女の か細く白き手に 似て 地を撫づる柳糸優しも
19
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詠み人知らず
雑草と呼ぶな名もある花も咲く 人間と同じ星に住んでる
10
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ゆうくん
風は歌 吹けば羽ばたき 止めば凪ぐ ひなげしの蝶 眠るその海
2
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ゆうくん
消え残る 化粧の雨に つつまれて 若葉が笑う 潤いの朝
2
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ゆうくん
花びらの 波は伝える 海へ行く 五月優しい 風の姿を
3
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善田真琴
急かされて疾く沈みゆく子の刻に西空低き上弦の月
1
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詠み人知らず
にはたづみ川を離るるあをさぎや水打つかげは空の底ひを
18
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風蘭
センダンの木かげほのかにむらさきのすがしいかおりうたう緑風
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リンダ
真っ直ぐに伸びゆくカラーの白き花くびをかしげた薔薇の横にて
8
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